インドネシアのビジネス・法務・会計・ビザ情報 - ページ 9

11/11/2025施工業者が8か月にわたり顧客を振り回した話

期限ではなく圧力 インドネシアにある当社のお客様のヴィラは、引渡し時期が大きくずれ込み、施工業者に振り回される日々が8か月目に入っていました。はっきりとした引渡し日も、きちんとしたサービスもなく、あるのは請求書の新しい数字と脅しだけでした。「ヴィラが欲しいなら、追加で払ってください」と施工業者は繰り返し、承認もしていない不明な追加費用や、自分が連れてきた作業員の人数を持ち出しました。

04/11/2025インドネシアのITビジネス:外国企業が市場に参入する方法

インドネシアは、アジアでもっとも急速に発展しているデジタル市場のひとつです。 国は技術、電子行政、サイバーセキュリティ、スタートアップの環境づくりに積極的に投資しています。 外国のIT企業にとって、これは事業拡大と東南アジア市場への参入に有利な条件を生んでいます。 インドネシアでIT企業を設立すべき理由 外国企業がこの国で正式に事業を行うには、 PT PMA(Perseroan Terbatas Penanaman Modal Asing) 、すなわち外国資本の会社を登記します。

29/10/2025バリ島の会計担当者が犯す9つのミス:ライセンス喪失と制裁金の原因

インドネシアで記帳を行うには、期限や書類への注意だけでなく、現地の法律への深い理解が必要です。 バリ島では、経験豊富な会計担当者でさえ、制裁金、税務調査、さらには会社の業務停止につながるミスを犯すことが少なくありません。 バリ島のPT PMAのオーナーが直面する、会計担当者のよくあるミス9つをまとめました。 1. 所得区分のミス(PPh 21、23、26) よくある問題は、税の区分の誤りです。

23/10/2025施工業者が音信不通になったとき:裁判によらずに解決するには?

建築の過程では、思いがけない困難が生じることがあります。当社のお客様は、施工業者が連絡を絶ち、どれだけ連絡を試みても無視されるという状況に直面しました。原因は、建設会社が不動産の引渡し期限に間に合わなかったことでした。お客様は、どうすれば施工業者に話を聞いてもらえるのか分からずにいました。 バリ島で施工業者との紛争を合法的に解決する方法 当社はお客様に、インドネシアの法律が定める有効な手段、すなわち正式な法的警告を利用することをご提案しました。

23/10/2025バリ島での長期滞在に選ぶべきは、リモートワーカーKITASかD12ビザか?

バリ島での 長期滞在 を考える多くの外国人は、 D12ビザ と リモートワーカーKITAS(Remote Worker KITAS) のどちらかを選ぶことになります。 どちらもインドネシアに長く滞在できますが、保有者に与えられる資格、権利、可能性は大きく異なります。 法的な地位 いちばんの違いは、 リモートワーカーKITAS と D12ビザ とで、外国人の法的な立場が異なる点にあります。 Remote Worker KITAS は、インドネシアにおける正式な 居住許可(residence

13/10/2025ヴィラ引渡しから8か月後に起きた屋根と壁の雨漏り

当社のお客様は、バリ島でのヴィラ建築に投資しました。施工業者が提示した契約書は、価格、工期、工事の範囲が書かれた、単純で「よくある」ものに見えました。資材の品質保証や瑕疵の補修に関する条項は、一切ありませんでした。 引渡しから8か月後に雨季が訪れ、問題が始まりました。屋根から雨漏りがし、壁には湿ったしみが現れたのです。お客様が施工業者に連絡すると、返ってきたのはもっともらしい答えでした: 「契約書に保証はありません。ですから当社に責任はありません」 。

01/10/2025インドネシアで会計担当者が犯しやすいミスTOP3と、その防ぎ方

外国資本の会社がインドネシアで事業を行うには、多くの細かな点に注意が必要です。経験豊富な会計担当者でさえ、制裁金や追徴課税、行政機関とのトラブルにつながるミスを犯すことがあります。 当社 Legal Indonesia では、違反が見つかったあとに会社のオーナーからご相談をいただくことが少なくありません。これまでの経験から、会計担当者がとくに犯しやすい3つのミスをまとめました。 ミス その1.四半期報告LKPMの未提出 状況:

17/09/2025もしものとき、インドネシアにあるあなたの資産はどうなるのか?

「もし明日、自分が死んだら?」— インドネシアで資産を持つ外国人なら、誰もが一度は向き合う問いです。 先日、当社のコンサルティング会社 Legal Indonesia に、多額の資産をお持ちのお客様からご相談がありました。不動産、事業、その他のプロジェクトへの投資額は200万米ドルを超えていました。 ご相談の中心にあったのは、単純でありながら、きわめて重要な問いでした: 万一のことがあったとき、この資産すべてを余計な問題なく息子に引き継ぐには、どうすればよいのか?

13/09/2025インドネシアでアメリカのビザを取得できるのは、KITASまたはKITAPをお持ちの方だけに

アメリカ国務省は、 2025年9月6日 より 非移民ビザの申請ルールを変更しました。 今後、申請できるのは 国籍を有する国 、または 恒久的な居住国 に限られます。 この新しい規則は 世界中で 適用されます。 ロシア人、ウクライナ人、ベラルーシ人にはどう影響するのか? アメリカのビザ面接が行われていない国(たとえばロシア、ウクライナ、ベラルーシ)の国民は、国務省が指定した領事館に申請する必要があります: ロシア国民 — アスタナまたはワルシャワ ウクライナ国民 — クラクフまたはワルシャワ

18/08/2025バリ島で署名するその契約書、無効かもしれません!

バリ島に住む多くの外国人が、住宅を借りるとき、不動産を購入するとき、あるいはPT PMAの会社と請負契約を結ぶときに、英語やロシア語の契約書への署名を勧められる場面に出くわします。一見すると便利で分かりやすく思えます。しかし、ここに法的な落とし穴が潜んでいます。 いったい何が問題なのか? 「インドネシアの国旗、言語、国章および国歌に関する」2009年法律第24号第31条によれば、インドネシア国内でインドネシアの法人または個人が関与して締結される契約は、インドネシア語で作成されなければなりません。

25/07/2025「ルールなき美」:無資格の外国人スタッフがバリ島のサロンに招いた大問題

バリ島で美容サロンを営むヨーロッパ出身の女性オーナーは、慣れ親しんだサービスを受けられる「くつろぎの場所」をつくりたいと考えていました。品質を保証するため、母国の同業者、つまり美容師、ネイリスト、アイブロウアーティストを招きました。いずれも優れたポートフォリオと、ヨーロッパでの経験を持つ人たちでした。 お客様は大喜びで、事業も黒字でした。 しかし、ひとつだけ 致命的な誤り がありました。外国人スタッフが直接お客様に施術していたのです。 しかし、これは法律で禁じられています

24/07/2025バリ島の「標準的な」不動産売買契約が、危うく巨額の損失を招きかけた話

先日、当社のコンサルティング会社に、不動産売買契約書のリーガルチェックのご依頼がありました。一見したところ取引は標準的で、デベロッパーも信頼でき、誠実そうに見えました。求めれば書類をすべて提供し、返事もいつも早かったのですが、「すぐに売れてしまう」と言って署名と支払いをひどく急がせていました。それでもお客様はリスクを取らず、当社の弁護士とともに細部を確認することにしました。 契約書に潜んでいた落とし穴