OSSアカウントがブロックされるとき:主な原因と回避の方法

OSS-RBAは単独で存在するシステムではありません。法人登記簿、税務当局、BKPMの投資報告と連携しています。この連携のため、「上流」のいずれかのシステムで問題が起きると、OSS上の手続きが自動的にブロックされたり停止したりします。主な4つの原因と、そのとき何が起こるのか、どう復旧するのかを整理します。
AHUの登記簿にPTの年次報告を提出していない
取締役は会計年度の終了後6か月以内に、年次報告を株主総会の承認にかける義務があります。承認された報告は、公正証書の日付から30日以内にSABHを通じて省へ提出します。
期限を過ぎると、まずSABHの通知または電子メールで書面による警告が届きます。警告から30日以内に義務が果たされない場合、SABHへのアクセスがブロックされます。アクセスが閉じている間は、実務上、定款、会社情報、取締役・コミサリスの構成の変更が通りません。ブロックの解除は、必要書類を添えてSABHから総局長あてに申請する形で行います。
SABHを通じた年次報告の提出義務は2026年6月1日から導入され、AHUの発表によれば制裁の適用は2026年11月から始まります。これは発表による行政上の予定であって、条文に書かれた日付ではありません。
実質的支配者(BO)の届出を更新していない
各社は実質的支配者に関する情報を毎年更新する義務があります。違反した場合は、警告、「ブラックリスト」への掲載(AHUのサイトでの電子的な公表)、AHU Onlineへのアクセスのブロックが定められています。
AHUの登記簿はOSSと連携しているため、実務上AHUのブロックはOSSの利用不可も招きます。実質的支配者の届出はbo.ahu.go.idのポータルから行い、ブロックの解除は総局長あての別の申請として行います。
NPWP、申告(SPT)の問題、またはKSWPが無効
OSSは許認可を出す前にKSWP、すなわち納税者ステータスの確認を行います。「無効」となるのは次の2つの場合です。
納税者の氏名・名称とNPWPが税務当局のデータと一致していない(例:NIKが紐づいていない、NPWPが16桁に更新されていない)。
直近2課税年度の年次申告(SPT)が提出されていない。
「有効」となるのは、両方の条件を満たしている場合だけです。
KSWPが無効である限り、OSSでの申請はそれ以上処理されません。2年続けて申告を出していない場合、会社のNPWPが「非アクティブ」の状態になることもあります。
復旧の方法は、未提出の申告を出し、CoretaxでNIKとNPWPを紐づけることです。再アクティブ化に公式な期限の定めはなく、通常は数営業日かかります。
投資実現報告(LKPM)を提出していない
LKPMは、NIBの取得後、すべての会社が事業分野ごと、拠点ごとに提出する義務があります。頻度は会社の形態ではなく事業の規模によって決まり、規模は登記の際に資本金の額(土地と建物を除く)で判定されます。
零細(資本金10億ルピア未満):LKPMの提出不要(免除。予算による事業も同様に免除)
小規模(10億超〜50億ルピア):半年ごと、7月15日までと1月15日まで
中規模(50億超〜100億ルピア)および大規模(100億ルピア超):四半期ごと、4月・7月・10月・1月の各15日まで
会社の種類ごとに見るとこうなります。
PT PMA(外国投資):100億ルピア超という投資基準が義務づけられているため常に大規模に分類され、LKPMは四半期ごとに提出します。零細向けの免除は適用されません。
PT Perseorangan(個人会社。インドネシア国民のみ):零細・小規模事業向けの形態です。零細規模ならLKPMの提出は不要、小規模なら半年ごとです。
一般の国内企業(PT/CV、PMDN):自社の資本金の規模によります。零細は免除、小規模は半年ごと、中規模と大規模は四半期ごとです。
制裁が発動するのは、LKPMを2期連続で提出しなかった場合、または投資実現額の増加がないまま4期連続で提出した場合です。その後は警告(1回目、2回目、3回目)、行政上の制裁金を伴う事業の一時停止、そして最終的には許認可(PB)の取消しと進みます。各制裁は、次の期のLKPMを提出すれば取り消されます。制裁金の段階では、あわせて制裁金を納付します。
早見表:原因、結果、復旧
原因 | OSSで何が起きるか | 復旧の方法 |
PTの年次報告が未提出(AHU/SABH) | SABHへのアクセスがブロックされ、定款や取締役構成の変更が通らない | 公証人を通じてSABHへ年次報告を提出する |
実質的支配者(BO)の届出が未更新 | AHUがブロックされ、OSSも自動的に利用できなくなる | bo.ahu.go.idで実質的支配者の情報を更新する |
KSWPが無効(NPWP/SPT) | OSSでの申請が処理されない(新規、更新、取下げも含む) | 未提出のSPTを出し、CoretaxでNIKとNPWPを紐づける |
LKPMが未提出 | 警告、事業の一時停止と制裁金、許認可の取消し | 次の期のLKPMを提出する(制裁は取り消される) |
すべきこと
3つの報告のカレンダーを持ってください。AHUへのPTの年次報告、実質的支配者の情報の年次更新、LKPMです。
NPWPを最新の状態(16桁、NIKと紐づけ済み)に保ち、申告を期限内に提出してください。これはOSSへのアクセスに直接影響します。
ブロックされたら先延ばしにしないでください。アカウントが閉じている期間が長いほど、止まる手続きは増えていきます。
弊社が期限を管理する方法
報告は複数のシステムと期限に分散しており、一つの締切を落とすのは簡単です。この手間は弊社にお任せいただけます。
報告カレンダー。AHUへの年次報告、実質的支配者の情報更新、LKPM、税務申告など、すべての期限を管理し、締切の前にあらかじめお知らせします。
作成と提出。必要に応じて公証人や専用システムを通じて、報告の作成と提出を代行します。
ステータスの監視。OSSアカウントが有効なままであるよう見守り、問題の兆しがあれば対応します。
ブロックの解除。すでにアクセスが閉じている場合は、原因を特定し復旧をお手伝いします。
すでにアカウントがブロックされている方、報告がすべて提出されているか不安な方は、ぜひご連絡ください。会社の状況を確認し、報告業務をお引き受けし、アクセスの復旧をお手伝いします。
よくあるご質問
本当です。OSSはAHUの登記簿と税務当局に連携しているため、AHUでのブロック(たとえば実質的支配者の届出が理由)は、自動的にOSSも利用できない状態にします。
まずSABHまたは電子メールで書面による警告が届き、その後SABHへのアクセスがブロックされます。アクセスが閉じている間は、会社に関する変更手続きが通りません。
まず原因を解消し(報告の提出、実質的支配者の情報更新、申告やLKPMの提出)、そのうえで該当するシステムからブロック解除を申請します。手順は原因によって異なります。
ブロックは手続きと変更を止めるものであって、自動的にライセンスを取り消すものではありません。LKPMについては最終手段として許認可の取消しがありますが、その制裁も次の期の報告を提出すれば取り消されます。
Legal Indonesia 主任会計士
Therecia Florencia Antolis













