KBLI 2025への移行:2026年6月18日までに事業者が知るべきこと

インドネシアが事業分類を改訂します。PMAをはじめとする各形態の会社にどう影響するのか、そして今すべきことをご説明します。
2026年、インドネシアでは現行の事業分類KBLI 2020から新しいKBLI 2025への移行が完了します。BKPM、法務省(AHU)、中央統計庁(BPS)の共同文書によれば、OSSとAHUのシステムを新しいコード体系へ完全に移行させる期限は2026年6月18日です。
大半の会社にとって移行は自動的に行われますが、すべての会社がそうとは限りません。この記事では、今のうちに確認しておいたほうがよいのは誰か、どのような場合に追加の対応が必要になるのかを整理します。
いま押さえておくべきこと
現在の移行期間中は次のとおりです。
これまでに発行されたライセンスと許可はすべて引き続き有効です。NIB、事業ライセンス、分野別の許可など、移行の開始前に取得したものはそのまま有効であり、今の時点で書類を一斉に取り直す必要はありません。
OSSとAHUのシステムは、旧コードと新コードを並行して扱っています。つまり新規の会社登記、書類の更新、日々の事業は通常どおり進められ、業務を止める必要はありません。
BPSはすでにコードの対応表を公表しています。これは、現在のKBLIが新しい体系でどう「読み替え」られるのかを確認できる公式の文書です。
移行の3つのパターン
旧コードと新コードを突き合わせると、3つのパターンが考えられます。
1. 1対1 旧コードが、事業の内容を変えないまま新コードに置き換わります。多くの場合、システムが自動的にコードを更新し、お客様側での手続きは不要です。
2. 多対1 複数の旧コードが一つの新コードに統合されます。通常はこれも自動的に行われ、追加の対応は必要ありません。
3. 1対多 これが最も重要なパターンで、とくにPMAの会社に関係します。一つの旧コードが、より細分化された複数の新コードに分割されるケースで、ここで注意すべき点が生じ得ます。
なぜ「1対多」がPMAにとって重要なのか
PMAの形態の会社には、KBLIのコードごと、そして事業を行う拠点ごとに、最低投資額の要件が適用されます。
唯一保有していた旧コードが複数の新コードに分割された場合、形式的には新しいコードのそれぞれについて投資を裏づける必要が生じ得ます。新しい規則の運用実務はまだ固まっていないため、この点は案件ごとの個別の検討が必要です。
もう一つの注意点として、定款に記載された事業内容の書きぶりが一般的すぎて、より詳細になった新コードに直接対応できないことがあります。その場合、自動更新がうまく働かず、定款の変更が必要になる可能性があります。
今すべきこと
自社のKBLIの一覧を確認してください。どのコードを保有しており、それが「1対多」に該当するかどうかを見ます。
コードと実際の事業内容を照らし合わせてください。会社は時とともに事業を広げることが多く、古いコードが実態を反映していないことがあります。書類を整える良い機会です。
PMAの場合は投資要件にご注意ください。コードが分割された場合、体制や投資額の調整が必要になることがあります。
「1対1」または「多対1」に該当する場合は、余計な手続きをしないでください。多くの場合、更新は自動的に行われます。
まだ分かっていないこと
現時点で当局は、OSSが新しいコード体系へ完全に切り替わる正確な日付を公表していません。分かっているのは、移行が2026年6月18日までに完了しなければならないということだけです。技術的な詳細や公式の説明が出次第、この記事を更新します。
弊社にできること
Legal Indonesiaのチームは、お客様のKBLIコードが実際の事業内容に合っているかを確認し、新しい体系と突き合わせます。確認の結果として、次の対応を行います。
お客様のコードが「1対多」に該当する場合は、あらかじめお知らせします
新しいKBLIの最適な選択肢の検討をお手伝いします
必要となった場合には、定款変更の手続きをサポートします
標準的なパターンについて、弊社があらかじめ断定的なことを申し上げることはありません。現時点で得られている最新の情報をお伝えし、例外的な状況が生じた場合に手続きをサポートします。
ご自身のKBLIコードを確認し、対応が必要かどうかを早めに把握しておきたい方は、ぜひご連絡ください。状況を一緒に整理します。
Legal Indonesia ディレクター
Patrecia Christy













