ヴィラのオーナーが修繕費として1億ルピアを要求

2023年2月、弊社のお客様はヴィラを2年間の契約で賃借し、賃料の全額と2,500万ルピアの保証金を前払いしました。取引は仲介の代理店を通じて行われましたが、その代理店はのちに姿を消し、お客様は何の支援も受けられなくなりました。

問題が始まったのは2024年12月、激しい雨によってヴィラの屋根と壁から雨漏りが生じたときです。これによりカビが発生し、ヴィラで暮らすことができなくなりました。お客様は直接にも書面でも繰り返しオーナーに修繕を求めましたが、状況は悪化する一方でした。オーナーは損傷の修理に取りかかったものの、責任と費用のすべてを借主に転嫁しました。オーナーが手配した業者はお客様に代金を請求しましたが、お客様は支払いを拒みました。

まもなくオーナーは、ヴィラの復旧には1億ルピアが必要だと主張し、保証金を留保しました。損傷はすべて借主が適切に管理しなかったせいで生じたのだ、というのがその言い分です。さらにオーナーがお客様を脅し、つきまとい、国外退去や刑事責任をちらつかせる書面を送るに至り、事態はいっそう緊迫しました。結局お客様は、期限より前にヴィラを出ることになりました。

オーナーは弁護士である親族を差し向けてお客様を監視させ、威圧を続けました。これはお客様にとって大きなストレスとなりました。

しかしお客様は一人で抱え込まず、法的な支援を求めて弊社にご相談くださいました。弊社は賃貸借契約書を丹念に分析し、ヴィラの維持管理の責任が明確にオーナー側にあると定められていることを確認しました。この条件は、契約を認証した公証人によっても裏づけられていました。

そのうえで弊社のチームは、法律事務所名義の正式な警告書を作成し、オーナーの行為が許されないこと、それを続けた場合の法的な帰結をあらためて説明しました。

現在は保証金の返還に向けた交渉が進んでおり、弊社の支援によってお客様はご自身の権利を守り、オーナーとのさらなるトラブルを避けることができました。

この事例は、契約の確認に慎重に向き合うこと、あらゆるリスクを想定すること、そして早い段階で法的な支援を受けることの大切さをはっきりと示しています。

どの契約にも落とし穴があり得ることを忘れないでください。契約書の確認や法律に関するご相談が必要でしたら、Legal Indonesiaのチームがいつでもお力になります。

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