バリ島で賃貸借を期限前に解約できた事例

お客様は深刻な問題に直面していました。賃借していた家が繰り返し浸水するのです。カビ、湿気、壁の膨れ、まともに暮らせない状態。それがすでに1か月続いていました。お客様はこれ以上その状況に耐えられませんでした。


ただ退去することもできませんでした。月払いで1年契約を結んでおり、期限前に解約する場合は全期間分を支払う義務があると定められていたのです。

お客様が望んだのは、住むのに適さなくなった住居への支払いを止めるため、適法に賃貸借を期限前に解約する方法でした。加えて貸主は、期限前に退去するなら国外退去、警察、裁判もあり得ると、繰り返し脅していました。そこでご本人が弊社に法律相談に来られました。

契約書を丹念に分析した結果、糸口が見つかりました。私的なやり取りの中で、貸主自身がバリ島の浸水は広く起きている現象だと認めていたのです。これは契約書に定められた不可抗力とみなし得ます。また、住居が居住に適さないと判断できるのは誰かが定められておらず、定めがない以上どちらの当事者でも判断できることになります。以上を踏まえ、お客様は住居が居住に適さないと判断しました。弊社はこれらを根拠として契約の無効を主張し、お客様をその後の支払い義務から解放しました。あわせて、貸主が解約を争ってきた場合の対応計画も準備しました。


貸主は、お客様が法律の枠内で行動したことを認めざるを得ず、残りの賃貸期間分を支払うことなく契約を解約することに同意しました。保証金こそ取り戻せませんでしたが、何より大切なのは、追加の金銭的損失も法的な問題もなく、浸水する家から出られたことです。


この件は、契約条件を丹念に確認すること、そして初期の段階で細部に注意を払うことの大切さを示しました。また、専門家の法的サポートがあれば、非常に難しい状況でも適法な出口を見つけられることも示しています。弊社はすべてのお客様に、契約書をよくお読みになり、起こり得るリスクに備えていただくことをおすすめしています。


同じような状況に直面している方、賃貸借契約の締結にあたって法的なサポートが必要な方は、お気軽にご相談ください。Legal Indonesiaは、難しい問題の整理とお客様の利益の保護をいつでもお手伝いします。

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